ごった日記

なんでもなごった煮の日記

42〜世界を変えた男〜 4・5点

2013
16
変換 ~ 079
1947年。
ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキーは、
黒人青年ジャッキー・ロビンソンと契約、
彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。
だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって
彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、
マスコミや民衆からも糾弾される。
そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は
次第に人々の気持ちを変えていく


微妙にネタバレ

MLB初の黒人選手・ジャッキー・ロビンソンと、
彼をMLBに呼び込んだドジャースの球団GM・ブランチ・リッキーの物語。

罵声に耐え、時に人知れず怒りを爆発させ、
それでも「やり返さない勇気」で差別と戦ったロビンソン
歴史的な偉人を人間味あふれる男として演じたチャドウィック・ボーズマンは、
とても良かったね~。

しかし、とりわけハリソン・フォード演じるリッキーは素晴らしかった
金儲け、正義感、過去の後悔、色々な感情や理由が混ざり合いながら
ジャッキーをサポートする堂々たる態度は感嘆を禁じえない。
ここ数年のハリソンの中では一番の演技だったのでは
物語冒頭の、『法律を破ればときに称賛されるが、慣習を破れば排斥される』の一言は、
中々に含蓄がある。
優勝のかかった試合で、誰もいないドジャースの本拠地エベッツ・フィールドで
一人ラジオ放送を聞くシーン
は最高。

チームメイトはイマイチ影が薄かったかな。
その中で印象に残ったのは、相手監督チャップマン(成績不振で翌年クビ(笑))から
狂ったように『ニガーニガー』と連呼され
侮辱されるジャッキーをかばうエディ・スタンキー、
黒人差別の酷い球場であえてジャッキーと肩を組むピーウィー・リースか。
ラルフ・ブランカがジャッキーをシャワーに誘おうとして(黒人が一緒に浴びるのは忌避されている)
「アッー」と誤解されるシーン
は笑った。

ジャッキーを締め出そうとする選手たちにハッパをかけるレオ、
そのレオの後任の老監督(名前忘れた)は両者とも個性的で良かったのに、
出番が少なくて残念。
特に後者は、『嫁と二度とユニフォームは着ないと約束した』と言って監督就任を断ろうとするも、
リッキーが『ユニフォームを着なきゃいいんだろ?』と口説いて
私服の上にジャンパー着て来たのは面白かった。

感動させるシーンはもちろん、クスリと笑わせるシーンも意外とあって、
中々の良作でした。
ただ、プレーシーンそのものはあまりフォーカスされてなかったので、
そっちは期待しないほうがいいかも。
それにしても、ヘルメットのない時代に頭部にビーンボールは危険すぎる…。
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  •  『42 世界を変えた男』お薦め映画
  • ジャッキーの「倍返し!」はあくまでもグラウンドで。「やり返さない勇気」とは、ただじっと我慢していることを指すのではない。直接的な仕返しをする必要がなくなるくらい自分が強くなって、レベルの低い相手に間接的に勝利するまで頑張り続けることなのである。わかりや…
  • 2013.11.26 (Tue) 17:42 | 作曲♪心をこめて作曲します♪