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2017-11

42〜世界を変えた男〜 4・5点  - 2013.11.16 Sat

変換 ~ 079
1947年。
ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキーは、
黒人青年ジャッキー・ロビンソンと契約、
彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。
だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって
彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、
マスコミや民衆からも糾弾される。
そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は
次第に人々の気持ちを変えていく


微妙にネタバレ

MLB初の黒人選手・ジャッキー・ロビンソンと、
彼をMLBに呼び込んだドジャースの球団GM・ブランチ・リッキーの物語。

罵声に耐え、時に人知れず怒りを爆発させ、
それでも「やり返さない勇気」で差別と戦ったロビンソン
歴史的な偉人を人間味あふれる男として演じたチャドウィック・ボーズマンは、
とても良かったね~。

しかし、とりわけハリソン・フォード演じるリッキーは素晴らしかった
金儲け、正義感、過去の後悔、色々な感情や理由が混ざり合いながら
ジャッキーをサポートする堂々たる態度は感嘆を禁じえない。
ここ数年のハリソンの中では一番の演技だったのでは
物語冒頭の、『法律を破ればときに称賛されるが、慣習を破れば排斥される』の一言は、
中々に含蓄がある。
優勝のかかった試合で、誰もいないドジャースの本拠地エベッツ・フィールドで
一人ラジオ放送を聞くシーン
は最高。

チームメイトはイマイチ影が薄かったかな。
その中で印象に残ったのは、相手監督チャップマン(成績不振で翌年クビ(笑))から
狂ったように『ニガーニガー』と連呼され
侮辱されるジャッキーをかばうエディ・スタンキー、
黒人差別の酷い球場であえてジャッキーと肩を組むピーウィー・リースか。
ラルフ・ブランカがジャッキーをシャワーに誘おうとして(黒人が一緒に浴びるのは忌避されている)
「アッー」と誤解されるシーン
は笑った。

ジャッキーを締め出そうとする選手たちにハッパをかけるレオ、
そのレオの後任の老監督(名前忘れた)は両者とも個性的で良かったのに、
出番が少なくて残念。
特に後者は、『嫁と二度とユニフォームは着ないと約束した』と言って監督就任を断ろうとするも、
リッキーが『ユニフォームを着なきゃいいんだろ?』と口説いて
私服の上にジャンパー着て来たのは面白かった。

感動させるシーンはもちろん、クスリと笑わせるシーンも意外とあって、
中々の良作でした。
ただ、プレーシーンそのものはあまりフォーカスされてなかったので、
そっちは期待しないほうがいいかも。
それにしても、ヘルメットのない時代に頭部にビーンボールは危険すぎる…。
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