ごった日記

なんでもなごった煮の日記

放課後はミステリーとともに/東川篤哉

2011
20
放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに
(2011/02/18)
東川 篤哉

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謎解きはディナーのあとでが売れに売れまくってる東川篤哉の新作。
つーか、いつの間にやら累計65万2000部
スゲー。
デビュー当時から読んでて、
いつかはブレイクしてほしいなーとは思ってたけど、
ホントにブレイクするとは、まっっっったく思ってなかったりする。

さて今作、妙に謎解き~と似てるタイトルだけど、
今日梅田に映画見に行ったついでに紀伊国屋を覗いたら、
本人直筆らしきPOPに、
『なりふりかまわぬ販売戦略!!』って書いてあって笑った。

長編が2作出ている鯉ヶ窪学園探偵部シリーズの、番外編とでも言うべき短篇集。
ただ、舞台が同じというだけで、キャラクターは一部を除いて違う。
主人公の霧ヶ峰涼は、鯉ヶ窪学園探偵部副部長。
探偵らしく、好奇心旺盛で、エアコンと呼ばれるとキレる
そんな霧ヶ峰涼が日常で謎と出会う、ユーモア・ミステリー。

謎解き~と違って、いつものノリに戻って東川ギャグ全開
ミステリー的にも、馬鹿っぽいのもあればしっかりとした謎もあり、
個人的には満足度は前作よりも上でしたね。
しかし、謎解き~が初東川だった人には、どうなんだろ。
野球ネタがそこかしこに散りばめられていたり、
とにかくギャグがバカバカしかったり(褒め言葉)するし。
謎解き~は、そこまでじゃあなかったからねえ。

1番古い「霧ヶ峰涼の屈辱」は、初出が2003年。
これ、デビュー翌年だったのね。
カープネタが佐々岡完封、町田代打決勝本塁打とか、
『古っ』と思いながら読んだよ。
ちなみに、1番新しい『霧ヶ峰涼の二度目の屈辱』では、
前田健太無四球完封、栗原健太決勝タイムリー
作中じゃ、1年も経ってないのにぃ。

ミステリーとして面白かったのは「霧ヶ峰涼の屈辱」と「霧ヶ峰涼の逆襲」。
ギャグが良かったのは「霧ヶ峰涼の放課後」。

ただ、このシリーズは長編も短編も、
必ずしも自称探偵が謎解きするわけじゃないのよね。
というか、大抵ワトソン役。


「先生、男子陸上部で足立くんに殺意を抱くような人って、心当たりありますか?」
「はは、馬鹿なことを。
我が陸上部に足立駿介を殺したいほど憎んでいる奴なんて、ひとりもいない。
だがまあ、『アイツ気に入らねえ、いつか一発ぶん殴ってやる』と、
その程度に憎んでいる奴は、確かにいるな。二十人ぐらい、いる」
「ちなみに男子陸上部の部員数は?」
「二十一人だ」


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2 Comments

藍色  

こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。

2012/09/14 (Fri) 17:45 | EDIT | REPLY |   

パウンだー   

Re: タイトルなし

遅くなって申し訳ありません!

ご丁寧にありがとうございます。
トラバさせていただきました(初めて…)。

2012/09/20 (Thu) 21:49 | EDIT | REPLY |   

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