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ごった日記

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ビブリア古書堂の事件手帖 2点

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鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。
店主の篠川栞子は極度の人見知りだが、ひとたび本を手にすると、
その可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。
さらに彼女は優れた洞察力と推理力で、
五浦大輔が持ちこんだ夏目漱石の「それから」に記されたサインの真偽を解き明かし、
彼の祖母・絹子が50年前に“秘密の恋”をしていたと指摘する。
これが縁となり古書堂でで働き始めた大輔は、日に日に栞子に惹かれていく。
だが、過去の出来事から本が読めなくなった大輔は、
同業者の稲垣が本を介して栞子と心を通わせるのを複雑な想いで見守るしかなかった。
そんな中、謎の人物が栞子が大切に保管する太宰治の「晩年」を奪おうとしていた。
その正体を探り始めた二人は、「それから」に秘められた絹子の恋の行方と、
「晩年」に隠された秘密がつながっていることに気付く。
しかもその先には、大輔の人生を変える“ある真実”が待ち受けていた――。
(公式より)

ネタバレ有り。
※原作信者なのでそこの所差し引いてお読みください



終盤のカーチェイスだけは5点やってもいい
軽ワゴンとは言え車に乗ってるのにスクーターで追ってくる犯人にビビって逃げる上、人けのない海で行き止まり、
最後は徒歩で逃げるとか絵ヅラがギャグ過ぎて顔緩みっぱなしでしたわ。
成田凌がちょっとイっちゃったような表情をしながら、
ハーフのメットかぶって原付でスットロく追っかける様がまたシュールで笑いを誘う

作風的にこのシーンでスピード感を出そうとしてるんじゃないのはわかるけど、
その場合このカーチェイス自体がいらんのよね。
原作無視した晩年海にポイ捨てから逆算した結果とか?まさかな…。

と、終盤から言及してみましたが、前半は可も不可もない凡作と言った態で、
特別語ることもなし。
後半の放火以降はちょっと目も当てられない。
特に、
警察に連絡しろ!
携帯使え!
栞子さん前半2回推理しただけ!
大輔クソの役にも立たねえ!


このあたり、ホント観てて嫌になる。
こいつら1回も警察に通報しねえし、現代が舞台なのに携帯がびっくりするほど登場せず
原作1巻の志田と坂口夫妻のエピソードバッサリカットするから、
「それから」以外栞子さんの推理力の印象がだいぶ薄れる。
大輔に至っては、強引に晩年を預かったにもかかわらずその日のうちに奪われ
翌日栞子さんに報告しそれが偽物と知ると『俺を信用しなかったのか』とどのツラ下げてどの口でほざく
『自分には言う資格はないけど』…ってなら言うな
2時間で文庫1冊分の映画を作る場合、かなり圧縮せざるを得ないからそこは目をつぶるとしても、
晩年が偽物と知る件をシチュエーション変更してさらに前倒しにしたせいで、
大輔が思慮分別のない役立たずになってると言う…。

ラストも凄い。
海に追い詰められた2人!
スタンガンを持つ田中!
どうする大輔!原作と違って柔道経験なし!

正面から突っ込んでスタンガンを思いっきり喰らう
…そらそうなるわ!

栞子さんが本物の晩年を手放す経緯の改変も派手にひどい。
原作では、周囲の人間を欺いてまで隠した、何よりも大切な晩年を大輔に渡すことで信頼の証とした、
最高に栞子さんらしい、栞子さん萌えシーンだったのが、
バカ正直にスタンガン喰らって田中に首を絞められる大輔を助けるため、海へ捨てると言う、
本より人!と当たり前の行為をしただけ
例えばしのぶさんが相手なら晩年は預けないと思えるけど、目の前で首絞められてるなら捨てるだろうよー…。
大輔は大輔で、呆然とする田中を放って海へ飛び込み晩年を探すんだけど、
逆上した田中が栞子さんを襲うと言う想像はなかったのか

ラストで、大輔にクサイ台詞言わせるため、大輔に小説読ませると言うトドメまで刺す鉄壁の布陣
全盛期のJFK並みに隙がねえ。

そんな感じで、味も素っ気もない代物に成り下がってます。
もーキャストのルックスについてはむなしいだけなので何も言わーん

一方、大輔祖母と田中祖父の過去エピソードは悪くない
何故か1960年代よりさらにレトロに感じたけど(実際の所は知らん)。
田中祖父の東出は相変わらず台詞回しは下手なんだけど、醸し出す雰囲気は良かったね。
大輔祖母の夏帆も上手くマッチして昭和の人妻の匂いが感じられ、そら東出も手を出すわ
ただ、この過去編に尺を割きすぎで、そのせいで肝心の本編が割を食った感もあるので、
作品にとってプラスとも言い難いのよ

そんな原作信者の感想でございました。
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