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ごった日記

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嘘解きレトリック⑩&怪盗かまいたち&響⑩

変換 ~ 436

嘘解きレトリック⑩/都戸利津
読み始めたと思ったら完結で泣ける
史郎さん編のエピローグ、ここで左右馬と鹿乃子はお互いの気持ちを確かめ合う。
雪がちらつく寒空でありながら、心が温まって『冷えるねぇ』『冷えますね』と嘘をつく〆にこちらもほっこり。
左右馬に過去編は、鹿乃子とはまた別の意味で、真実を見抜く洞察力を周囲から厭われる姿と、
探偵を始めるきっかけが描かれる。
左右馬の、「鹿乃子の力は自分を信じてもらえる力」、『ホントのことを信じてもらえないのが面倒』、
というのはここから来てた
のね。
最終話では、鹿乃子は君ちゃんと和解と各キャラのその後。

最終巻らしく、すべて収まるところの収まって綺麗に語り終えたって感じでしたな。
ラストの、『嘘になることはありませんでした』はとーっても良かった
ひとつ難を言えば、告白(?)するのが鹿乃子の方ばっかな所やね。
こんな所まで不精でなくてもいいだろうに…。
それにしても、馨には報われて欲しかったw

「先生が好きです。大好きです。ずっとずっと好きです」
「僕も、鹿乃子くんが好きですよ。
ずっと、これからも、こうしてたくさんの『ホントウ』をつなげて、ずっと一緒に幸せでいましょう」

怪盗かまいたち/都戸利津
嘘解き最終巻と同時発売の短編集。
怪盗かまいたちは2作収録。
時代背景は嘘解きと同時期の昭和初年。
嘘解きもそうだけど、この「嘘をつかない怪盗かまいたち」のコンセプトも上手いな~。
特に1作目の予告状トリックはお見事
2作目は上手くお坊ちゃまを誘導していく手腕がいい。
そして、目的を果たしつつ標的となる人々の想いを掬い取るいい人。
1番驚いたのが、作者がミステリーに疎いということ
ガチガチのロジックではないとは言え、それでもよく描けるわ~。

残りの1編は現代モノの「初恋の肖像(ポートレート)」。
ヒロインのまいがめっちゃ好みでした。

響 小説家になる方法⑩/柳本光晴
響ちゃん大暴れの巻。っていつものことか
しかし流石と言うべきか、今回の相手は総理(候補)なだけあって、そう簡単に響に圧倒されなかった。
中々やるわこのおっさん。
それにしても響母、おっさんども見て『お友達が来てる』はねえだろ
マスコミに向けた落書きといい、マイペースすぎる。

響の正体が割れ、リカたちは卒業、新年度、新入生登場、響退学で行方不明と、
今後どうなるかと思いきや、あっさり帰還決定かよ。
しばらく、響抜きかあるいはこれで完結かと思ったわ。

それにしても、シローすっかり馴染んだというか飼いならされたというかw
タカヤ役が板についたな。

「目の前のあなたが読んでくれたなら、私の小説は
あなたのために書いたと思ってほしい。
感想も、あなたが感じたことがすべて。
私からつけ足すことも引くこともない」
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