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ごった日記

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天涯無限 アルスラーン戦記⑯

変換 ~ 512

…まあエピローグは良かったよ、エピローグだけは。

予想通り、怒涛の在庫一斉処分は乾いた笑いしか出てこない。
どうでもいい相手とほぼ相打ちに近い形でジャスワント死亡から始まり、
ブルハーン・ルーシャン・グルガーン・ギスカール。
グルガーンはここまで引っ張っておいて酷いゴミみたいな死に方
ギスカールは後世、ケファルニス朝を興したとか言うからてっきり生き残るのかと思ったのに、
両乳首射抜かれて死亡とか。
ボダンを相手取った国取りは面白かっただけに残念な最後。
続けてタハミーネ・レイラ・パラフーダ・フィトナ・クバード・イルテリシュ・イスファーン。
とばっちりで殺されたレイラが気の毒すぎる
腕輪の女自体が何の意味もなかったとかなんやそれ。
フィトナはヒルメスと組んでたときは良かったんだけどなあ。
クバードはマヴァールの“隻腕将軍(ヴァンデーリアン)”オルブラヒトを思い出した
と言うかモロだよなアレ。
イスファーンは超あっさり。
そして、メルレイン・キシュワード・ヒルメス・ダリューン・アルスラーン。
キシュワードはせっかくザッハークの蛇を殺したのに、翌日あっさり再生するとか犬死ににも程がある。
再生に悪影響を与えるとか書いてたのに…。
ヒルメスはひたすら迷走
完全に作者の犠牲になった感がある。
ギスカール同様、ミスルの国取りがピークだったな。
ダリューンの死は、びっくりするほど何の感慨も湧かなかった。戦士の中の戦士…。
まあ、感慨で言えばこの巻で死んだ全員湧かなかったけど。
そしてわれらが主人公アルスラーン。影薄すぎィ!
結局、ナルサスの腹話術の人形…とまでは言わんけどほぼそのレベルで個性に乏しかった。
ナルサス亡き後だからこそ、ここで強い指導力を発揮しなきゃならなかったのに、
パッとしないままいい子ちゃんで終わってしまった。
死に際に『ルクナバード抜けた奴が王ね』とか酷い遺言残しやがるし
と言うか、わざわざザッハーク相手に1対1で戦ってないで全員でかかれや。
そのザッハークさんは遥か昔に錬金術で作られた人造人間だったということが発覚
「魔物は魔物」でよかったのに、なぜ変な理屈をつけて正体を形作ろうとするのか…。
尊師は若返って復活したら、やたらと俗物っぽくなってファランギースをモノにしようとするし、
蛇王側はすっかり小物になってしまった。

エピローグで死んでいくのは仕方ない事とは言え、オフルールを13、4歳で死なせる必要あったんか
戦いが終わってシンドゥラに移ってからのギーヴは、なんか寂しく感じたなあ。
ファランギースとの仲をぼかしたのは良かったと思う。
たったひとり、最後に残ったエラムはちょっと泣けた
ギーヴは半ば死んだ感があったけど、エラムは義務感と使命感で生きてたのかねえ。
あのラストは魍魎戦記MADARAの短編小説のロキを思い出した。

よく考えたら、生き残った3人は楽士・神官・開放奴隷の子と、強い指導力を発揮するタイプじゃなければ
説得力ある背景の持ち主でもないんだよね。
だから、パルスに残ってパルス再統一のために戦うには役者不足ということか。
シンドゥラに移住する説得力という点はちゃんと考えてんのね。

とりあえず、未完にならなかっただけ良しとすべしか
私は9巻が出たあたりから読み始めたので30年にはならないけど、
それでも約25年の付き合いなので、完結しただけでもまあ良かった。

田中先生お疲れ様でした(棒)。






ラジェンドラ超勝ち組

「おれは、あいつが好きだったのかなあ…」
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