ごった日記

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神様の御用人⑦/浅葉なつ

変換 ~ 214

今回の御用は、三柱の貴子の一柱・月読命が弟の須佐之男への贈り物を探して欲しいというもの。
しかしながら、須佐之男は『不要』の一言で拒否。
そこで良彦は、夜が明けるごとに記憶を失ってしまう月読のために、遥か昔に失った荒魂を探そうとする。
同じ頃、他人に興味がなさそうと指摘された穂乃香は、美しい青い月を描く同級生と知り合い、
自分から人と関わりを持とうとするようになる。

ごくわずかな神々しか知らない悲劇に直面することになる良彦は、その真実を受け止めて御用を成す事ができるか。

天照・須佐之男・月読と、超メジャーな神様がメインのお話。
ちなみに月読は孔雀王のせいでずっと女のイメージがあった…。男だったんかい!
それはともかく、この作品はやっぱり長編より中編の方が面白いということを再確認。
中編は重い内容であっても軽妙でポップさがあるんだけど、長編の場合は冗長な上に辛気臭い(直球)のよ。
古の神々との争いに端を発した月読の業や、穂乃香や大国主の思いやり等、話自体が悪いわけじゃないんだけどね。
あと、いつからか良彦が神様に感情移入するのがやたらと早すぎて、
そこが違和感というか気持ち悪さすら感じてしまってねえ。

ラストの須佐之男の一言はハッとさせられた
よーく考えれば、その通りなんだよね。
長編はイマイチと言いつつ、このヒキだと次回も長編なんだろうけどこれは悔しいが楽しみ

「あなた、変わったわね。
今までなら、人の子にここまで想いを寄せはしなかったわ。
神にとって人の子は、降りしきる雨の一粒、散りゆく木の葉の一枚。
なのに、良彦のことは、まるで友達みたいに心配する」
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