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ごった日記

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探偵さえいなければ/東川篤哉

変換 ~ 098

烏賊川市シリーズの新作ということで、久しぶりに東川篤哉作品購入。

…あれ?つまんねーぞ

この作者の、人によっては寒いとしか思えない数々のギャグとユルいノリとアホなキャラクターに、
本格志向な謎解きが好きだったのが、ブレイク以後いつの間にかいずれにも面白さを感じなくなって読まなくなったんですが、
最後の砦としてこの烏賊川市シリーズに希望を抱いていた結果がこれ。おお、もう…。
お馴染みのキャラクターなのでなんとか読めたけど、5編の短編集のせいかレギュラー勢揃いの話がなく
その点にも不満が残る。

「倉持和哉の二つのアリバイ」
倒叙式で、犯人は鵜飼をアリバイの証人に仕立てようとするが…。
壊れた腕時計とはまたなんとも古臭い。
まあこの場合は、犯人の意図とは違った形での「壊れた腕時計」だったので、
古臭いと批判するのはフェアじゃないかもしれんけど。
「ゆるキャラはなぜ殺される」
吉岡酒店の沙耶香ちゃん…じゃなくて剣崎マイカちゃん探偵回。
コレ間違いなく前作の方がギャグも内容も面白かった
これ自体が出来が悪いわけじゃないけど、日本推理作家協会賞にノミネートと言われると疑問。
「博士とロボットの不在証明」
これはちょっとバカミスにも程がありませんかねえ…。
朱美さんが探偵役として快刀乱麻に切って取る、というのも何か違和感あったな。
犯人視点だから、朱美さんがめっちゃ切れ者に見えるしw
「とある密室の始まりと終わり」
…どう評価すればいいのやら。
グロいのをギャグにするのはらしいといえばらしい。
「被害者によく似た男」
よく似た男をアリバイに利用したトリック。
特徴までそっくりにしたつもりが実は…と言うのは面白かったけどどこかで見たような。
その特徴なんかはいかにもこの作者らしいバカバカしさ。

無理やり笑わせようとしてるかのように、ギャグが薄ら寒くなってるのがホントキツい。
昔からだろ!と言われると否定しづらいのも事実ではあるけど、
それでも昔はここまで寒くは感じなかったのよね。
短編だと、キャラの掛け合いも上手く機能してないことが多い上、
犯人視点の回だと鵜飼らレギュラー勢の影が薄くなるのも問題。

そんなわけで、残念ながら烏賊川市シリーズもハズレでございました…。
次なる砦は仕掛島かな?

どうでもいいけど、本ミスクラブの会長になってて笑った
全然イメージわかないw
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