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topimage

2011-02

医龍25巻&BLOOD ALONE7巻 - 2011.02.28 Mon

変換 ~ 078

医龍25巻/乃木坂太郎
ついに完結
表紙の集合写真、犬の背後霊に取り付かれてる国立の息子に笑った。

さて本編、鬼頭がいいね。
朝田に対し、損得よりも情に傾く姿が、この男らしくなくて良かった。
教授選はどう考えても鉄板だろうと思ってたけど、
第204幕を読んだときは、ドキドキしたよ。
んで、毎回毎回加藤ちゃんは可愛い
ついに晴れ晴れとした笑顔が見れた。最高!

野口センセはマジで最後まで見事に、霧島の足を引っ張った…。
凡人たちの光になりたいと誓っていた霧島。
しかし、結果は残酷。
霧島派の連中の反応は、まさの凡人そのもの
霧島自体は、ある意味自業自得なんだけど、
かなり好きなキャラだっただけに、哀しいものがあったわー。

朝田の右手は、何というミスディレクション
まさか、こんなこんなオチだったとは…。
最終幕の別れには、ジーンときたねえ。
朝田を見つめる藤吉・ミキ・荒瀬の表情が、すげえイイのよ。
伊集院の『朝田さん!!』も。

エピローグの国立親子、すっかり仲良くなっちゃってまあ。
似合わないテンガロンハット被った国立が、面白すぎる。
原価率45%って、どんな店やねん。
霧島は、最後の最後で救われたなあ。
サラサラヘアーだと、爽やかな好青年って感じ。
木原が成長したのが、意外や意外。
どう考えても、そんなキャラじゃなかったもんなあ。

最後に、各キャラの1カット。
野口センセ、またなにか企んでそうな顔してやがる。
中田先生、看護師長にコナかけてる。
藤吉の教え子の女の子、ケータイの待受が藤吉
とっつぁん勝ち組過ぎ!。
国立は、嫁さんが戻ってくるし。
朝田と加藤ちゃんは、どこにいても繋がってるってことなのかな。

最後に霧島と木原にページ割きすぎと思わないでもないけど、
それを除けばいい終わり方だったんじゃないかと。
途中、間延びした感もあったけど、面白かったです

「…なあ。
いつか…お互いジジイになった頃でもいい。
俺がフラれた理由を、教えてくれるか?朝田」
「…ああ。
言いたくないけど仕方ねーな。
――友達だからな」

BLOOD ALONE7巻/高野真之
イブニング移籍後の、初単行本。
しかし面白くなかった
絵も話も劣化してる気が…。

最初の、ロリコンの話はちょっと笑った。
サイノメの能力なんて、完全に忘れてたわ。
『そんなのあったっけ』って思ったくらい。

感想終わり
いや、マジで書くことねェ…。

「キミのためなら――
キミと一緒に行くためなら、レンフィールドにだって
吸血鬼にだってなろう!!」

医龍 25 (ビッグコミックス)医龍 25 (ビッグコミックス)
(2011/02/26)
乃木坂 太郎

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BLOOD ALONE(7) (イブニングKC)BLOOD ALONE(7) (イブニングKC)
(2011/02/23)
高野 真之

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英国王のスピーチ 5点 - 2011.02.27 Sun

変換 ~ 076

幼い頃から吃音というコンプレックスを抱え、
自分を否定しながら生きてきた男がいる。
内気な性格から人前に出ることが最も苦手なこの男が、
国王になってしまった。“王冠を賭けた恋”のために王位を捨てた兄の代わりに、
望まぬ座についたジョージ6世、現在の英国女王エリザベスの父だ。
何人もの言語聴覚士の治療を受けても一向に改善しない夫を心配して、
妻のエリザベスはスピーチ矯正の専門家ライオネルを訪ねる。
固く閉ざされた心に原因があると気付いたライオネルは、
独自の治療法とその率直な性格で、王の気持ちを解きほぐしていく。
折しもヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦を余儀なくされ、
揺れる国民は王の言葉を待ち望んでいた。
王は国民の心をひとつにするべく、
渾身のスピーチに挑むのだが──。
(公式より)

相変わらず“男の友情”に弱いな~>自分

という訳で、バーティ(ジョージ6世の愛称)役のコリン・ファースと
ライオネル役のジェフリー・ラッシュが、
とても素晴らしい演技を披露してくれましたな。

吃音症のせいで内向的になり、スピーチを極端に恐れるジョージ6世。
兄の後を継ぐことを嫌がり、絶望し、悲嘆にくれ、
ライオネルに侮辱されたと感じると、激昂する。
色々な場面での表情や、吃音の演技も含め、滅茶苦茶感情移入させられた。
兄と口論になったときに、どもりをからかわれて喋れなくなったシーンは、
キツかったなあ。

ライオネルは、ジョージの吃音を心の問題から来るものと見抜き、
本人のプライベートまで踏む込み、ジョージを怒らせながらも
徐々に信頼を得ていく。
役者志望であるが、オーディションで王様役の演技に
『王の威厳がない』とダメ出しされ、そのせいでジョージに
“理想の王”を無意識のうちに押し付け、本気でジョージを怒らせる。
ライオネルは、その自分の心の内を妻に指摘されることで気付き、
ジョージに謝罪しようとする。
「わざと相手を怒らせる」手法は、フィクションの世界ではよく目にするけど、
ライオネルが自分の理想を押し付けて怒らせるこのシーンは、印象深い。
ジェフリー・ラッシュは、味わいあったね~。

ジョージの妻。エリザベス役のヘレナ・ボナム・カーターも忘れちゃいけない。
プライドの高いジョージに比べ、いい御身分の出でありながら
ざっくばらんで親しみやすく、吃音に悩み、
王の座に着くことに悩むジョージを、献身的にフォローする。
茶目っ気と勁さを合わせ持ったキャラクターを、良く演じてたね。
この人は、バートン作品の変なキャラじゃなく、
もっと普通の役もしてほしい
わ。

笑いどころは、吃音を克服するためのトレーニング。
歌うように節をつけたり、
ファックだのチンポだの暴言を吐かせながら喋らせたりと、
この辺は中々笑えた。
窓を開けながら大声で喋るので、
向かいの住人が嫌そうな顔で自分の家の窓を閉めたり、
ジョージが卑語を叫んでるのをライオネルの息子たちが聞いている所なんかが、
面白かった。
大和龍門みたいなセリフもあったな。
『タバコは喉にいいと言われた』
『んなわきゃない』
『爵位を持ってる奴だぞ』
『爵位級のバカだな』

ラストの、開戦直前のスピーチは最高だったねえ。
途中途中に挟む、ジョージのライオネル指導後のスピーチシーンが
全然ないのに不思議だったけど、このためだったのね

ストーリーは、↑のあらすじで充分なくらいシンプル
地味だが、地に足の着いた良作。

ザ・タウン 4・5点 - 2011.02.23 Wed

変換 ~ 072

ボストンの北東部に位置するチャールズタウン。
そこに暮らす者たちは、愛と憎しみをこめて、その街を“タウン”と呼ぶ。
ダグは強盗を親から子へと家業のように引き継ぐこの街から
抜け出すつもりだった。
しかし、気がつけば強盗グループのリーダーに収まり、
狭い街角で家族のように育った3人の仲間たちと、
カケラひとつの証拠も残さない完全犯罪に命を張っていた。
その日も綿密な計画に従って銀行を襲撃するが、
逃走するまでの間、予定外に人質に取った支店長のクレアが
タウンの住民だと知ったダグは、彼女が何を見たか確認するために、
正体を隠して近づく。
この世では決して交わるはずのなかった二人の出会いが、
タウンの人々の運命を変えていく。
激しい恋におちたクレアとの新しい人生を願うダグ。
執拗な追求で一味を追い詰めるFBI捜査官フローリー。
タウンを出ていこうとするダグを許さない仲間のジェム、
クレアに忍び寄る裏会社の掟。
仲間を裏切るか、愛という名の希望を失うか──
ダグは大リーグスタジアムの襲撃という、
最も危険な“最後の仕事”へと向かうのだが──。
(公式より)

ベン・アフレック監督作品第2弾。
これは佳作でしたなあ。
特に、銀行強盗シーンがリアリスティックでカッコイイ
所要時間にこだわり、警備員や職員の家族構成まで調べあげ、
完全な証拠隠滅を図る。
あるいは、逆に床屋から大量の髪の毛を盗んできてニセの証拠をばら撒く。
漂白剤でDNAを破壊できるなんて、初めて知った。
すぐにキレるジェム、常に冷静なダグと、
2人の対比が冒頭の銀行強盗のシーンで出ていたのがいいね。
作中2度目の強盗の時の尼僧コスは、奇妙な不気味さがあったな。

が、チームワーク抜群だったのに、
ダグがクレアに惹かれてから、歯車が狂い始める。
ダグはクレアとタウンから抜け出すことを夢見る様になり、
『捕まるくらいなら死ぬ』というくらい、
強盗に生きがいを感じるジェムと対立する。
2人の殴り合いは良かったね。
『裏切るなら殺す』と言いながら、結局撃てないジェム。
ダグとジェムは、なんだかんだ言いながらも、お互いが好きなんだろうなあ。
それにしても、4人のチームなのにあとの2人の影の薄さったら無かった。
デブは最後に見せ場あったけど、もう1人は全然なかったもんな…。

ダグ達を付け狙うFBI捜査官フローリーは、
観客からすれば嫌な奴的なキャラクターだったけど、
個人的にはそうは感じなかった。
原作ではもう少し柔らかい感じで、
クレアに恋して三角関係になるらしいんだけど、こっちはあくまでイチ捜査官。
よかったよ、そんなくだらない三角関係にならずにすんで。
クレアは、描写がチト足りなかったかな~。
もうちょっと、2人が惹かれあう部分が欲しかったかも。

元締めのファーギーは、外道っぷり全開
FBIにとっくにダグたちは目をつけられているのに、
フェンウェイ・パーク襲撃しろとか抜かしやがるし。
ダグが仕事を辞める言い出すと、刑務所にいる父親や、
行方不明の母親のことを持ち出して脅す。
しかも、やたらとベラベラ話しだして、こいつこそまさにおしゃべりクソ野郎
死亡フラグ一直線DEATH。
しかし、ファーギー以上に不気味だったのが、こいつの用心棒。
最後まで一切セリフなしなのが、より不気味さを助長する。


ここから激しくネタバレ。

中盤で、フローリーに強盗犯であることをクレアにバラされ、
2人の中は決裂。
それでもダグは言葉を尽くし、クレアのもとへ戻るという。
ああ、死亡フラグ立ったなあと思ったけど、
見事に回避したのにはビックリ
最後の、電話越しの2人の会話がまた良かったんだけど、
クレアの家に入っていたFBIマヌケ過ぎ
カーテン全開でクレアにべったりくっついていてダグにバレバレ。

ジェムは、死ぬ間際に落ちていた紙コップのジュースを
ストローですするシーンが、ものっっっっ凄いよかった

この手の作品で、主人公が罪を償わないのにダメだしする人も
結構いるかも知れないけど、
私はたまにはこんな綺麗な終わり方でもいいんじゃないかと思った。
これ観て、特にそう思ったねえ。

見せ方がスタイリッシュなせいか、
銃撃戦がある割にあまり派手さを感じなかった。
地味~に良作。
ジェレミー・レナーがなんか好きになった。
「ハートロッカー」まではそうでもなかったんだけど。

バレッツ 3点 - 2011.02.21 Mon

かつてマルセイユの街を支配するマフィアのボスだったシャルリ。
現在は愛する家族と平穏な生活を送っていた。
しかしその幸せは、何者からかの突然の銃撃で奪われてしまう。
彼は全身に22発もの銃弾を撃ち込まれ、
生死をさまようが奇跡的に一命を取り留める。
引退後も彼を慕うカリムら3人の仲間たちが犯人を突き止めると、
それは、「死んでも友達」と誓い合った古くからの友人ザッキアだった。
カリムらは復讐しようとするが、「報復が戦争となり、一生引退できなくなる。
足を洗うと家族に誓った」とシャルリは彼らを制止する。
しかしその選択が、カリムの死につながり、
更に愛する家族までを危険にさらすことになってしまう。
そして遂に息子までもが誘拐された時、
シャルリは決意を胸に立ちあがる――。
(公式より)

パンフは製作されておらず、チラシもなし。

ジャン・レノ主演のフランス映画。
この人観るのは、ダヴィンチ・コード以来だなあ。
去年、ジャン・レノ出演の「アーマード 武装地帯」が公開されてたけど、
つまらなさそうだったので観に行かなかったんだよね。

なんか、色々と残念な映画だった。
冒頭、シャルリが8人の殺し屋に、計22発の弾丸を浴びて蜂の巣にされる。
事件を担当することになった、
もうひとりの主人公的な存在である女刑事マリーが、
『これはプロの犯行(キリッ)』と断言するんだけど、
あんな至近距離から8人がかりで撃ちまくって殺せないとか、どんなプロやねん。
ギリギリのところで生かすサドッ気たっぷりのプロか?
…と突っ込みたかったけど、実話を元にしたらしいので、
事実は小説より奇なり、ですな。
それにしたってマヌケなプロだ。

ザッキアが犯人と知れても、『死んでも友達』の誓いを守り、
半ば自身の死を覚悟して報復を辞める。
そりゃー、本人は良くても、部下や家族はたまったもんじゃないだろ、
と思ってたら案の定でござる
カリムが生きたまま犬に食い殺されるという、悲惨な最期。

で、ようやく、重い腰をあげて復讐を開始…したものの、
2人殺したあとは呑気に隠れ家でメシ食ってるし…。
1人目を殺すときに宣戦布告してるんだから、もっと必死になる絵が欲しかった。
あるいは、殺し屋たちがシャルリに怯えて追い詰められていくシーンとかさあ。

シャルリが殺し屋達を始末していくのと同時に、
別の何者かも殺し屋達をシャルリの仕業に見せかけて、殺害していく。
が、ザッキアも負けずにシャルリの息子を誘拐。

ここから激しくネタバレ。

シャルリはマリーと協力して偽情報を流し、
ザッキアが息子を殺すよう命じた隙をついて息子を救出しようと図る。
息子が捉えられてる屋敷へ侵入するも、
ザッキアの部下がその場で殺すつもりだったら、
とっくに終了だったんですけど…。

んで、何とか間に合って息子を救出したシャルリは、その後ザッキアと対峙。
ここは結構良かったね。
己を悪と認め、何でもやるけどヤクはダメ、
という姿勢のシャルりを中途半端と非難。
撃てというザッキアに、撃てないシャルリ。
ここで潔く撃たれれば、個人的には満足だったんだけど、
セコく反撃したり、結局警察に逮捕されたりと、
なんだかスッキリしない決着
シャルリが“撃たない”“撃てない”のは、まあ心情は理解できるんだけど。
ザッキア役のカド・メラッド、
「プチ・ニコラ」のちょっと頼りないパパンなんだよねー。
初登場時の顔見て笑った。

謎の8人目の殺し屋と、シャルリをハメようとした人物の正体は、
シャルリの弁護士
シャルリを殺そうとした事については、ザッキアに騙されたと説明。
シャルリ襲撃の際も、自分はすべて外したという。
そして、シャルリもワザと狙いを外して、『おあいこだ』と、弁護士を許す。

…でもさあ、シャルリに濡れ衣を着せようとした事については、
何の説明もなし。なにそれ。

ラストは、海岸を家族と歩くシャルリが、ふと振り向くシーンで幕。
あの微妙な表情は、何を意味してるのやら。
結局、裏の世界から抜け出せず、
別の殺し屋がやってきたのかなあ、と思わせる。

よくある設定ではあるけど、舞台装置は悪くなかった。
緊迫感の無さが、観てるこっちの緊迫感を削いだ。
もっと、復讐するは我にありなシャルリが観たかった。
ザッキアの言う通り、中途半端だったなあと。
ジャン・レノの演技はとても良かっただけに、
脚本やキャラクターの演出が残念。

放課後はミステリーとともに/東川篤哉 - 2011.02.20 Sun

放課後はミステリーとともに放課後はミステリーとともに
(2011/02/18)
東川 篤哉

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謎解きはディナーのあとでが売れに売れまくってる東川篤哉の新作。
つーか、いつの間にやら累計65万2000部
スゲー。
デビュー当時から読んでて、
いつかはブレイクしてほしいなーとは思ってたけど、
ホントにブレイクするとは、まっっっったく思ってなかったりする。

さて今作、妙に謎解き~と似てるタイトルだけど、
今日梅田に映画見に行ったついでに紀伊国屋を覗いたら、
本人直筆らしきPOPに、
『なりふりかまわぬ販売戦略!!』って書いてあって笑った。

長編が2作出ている鯉ヶ窪学園探偵部シリーズの、番外編とでも言うべき短篇集。
ただ、舞台が同じというだけで、キャラクターは一部を除いて違う。
主人公の霧ヶ峰涼は、鯉ヶ窪学園探偵部副部長。
探偵らしく、好奇心旺盛で、エアコンと呼ばれるとキレる
そんな霧ヶ峰涼が日常で謎と出会う、ユーモア・ミステリー。

謎解き~と違って、いつものノリに戻って東川ギャグ全開
ミステリー的にも、馬鹿っぽいのもあればしっかりとした謎もあり、
個人的には満足度は前作よりも上でしたね。
しかし、謎解き~が初東川だった人には、どうなんだろ。
野球ネタがそこかしこに散りばめられていたり、
とにかくギャグがバカバカしかったり(褒め言葉)するし。
謎解き~は、そこまでじゃあなかったからねえ。

1番古い「霧ヶ峰涼の屈辱」は、初出が2003年。
これ、デビュー翌年だったのね。
カープネタが佐々岡完封、町田代打決勝本塁打とか、
『古っ』と思いながら読んだよ。
ちなみに、1番新しい『霧ヶ峰涼の二度目の屈辱』では、
前田健太無四球完封、栗原健太決勝タイムリー
作中じゃ、1年も経ってないのにぃ。

ミステリーとして面白かったのは「霧ヶ峰涼の屈辱」と「霧ヶ峰涼の逆襲」。
ギャグが良かったのは「霧ヶ峰涼の放課後」。

ただ、このシリーズは長編も短編も、
必ずしも自称探偵が謎解きするわけじゃないのよね。
というか、大抵ワトソン役。


「先生、男子陸上部で足立くんに殺意を抱くような人って、心当たりありますか?」
「はは、馬鹿なことを。
我が陸上部に足立駿介を殺したいほど憎んでいる奴なんて、ひとりもいない。
だがまあ、『アイツ気に入らねえ、いつか一発ぶん殴ってやる』と、
その程度に憎んでいる奴は、確かにいるな。二十人ぐらい、いる」
「ちなみに男子陸上部の部員数は?」
「二十一人だ」


ノノノノ1⑬&屋上姫①&QED㊳ - 2011.02.18 Fri

変換 ~ 069

ノノノノ13巻/岡本倫
うちきりっ!

と言うわけで、中途半端な終わり方でございました。
好きだったんだけどな~。
思ったほど、人気は振るわなかったようで…。

打ち切りのせいで、肝心のノノの活躍シーンが最終巻なのに全くないし、
天津なんてインターハイ不参加だったから、
出番そのものが無かったという悲惨な状況…。
岸谷は漢を魅せたけど、ノノとの過去エピソードはとってつけた感が強いなあ。

インフレしまくりだったけど、ライバルキャラはみんな良かった。
禰宜田だけは設定がブッ飛び過ぎてて、どうかと思うが。

最終話は、雑誌掲載時と変えてたね。
雑誌では、本物の悠太が一瞬だけ出てきて、
コオロギが勘違いするシーンがあったり、
ラストはノノがおっぱい丸出しで女バレエンドという、最悪なオチだった。
単行本では 、悠太のシーンはバッサリカット、女バレも夢オチ。
最後は一応、綺麗にまとめてたので、雑誌の時よりははるかにマシだった。
あとがきの1枚絵、4人目はご想像にお任せします、ということかな。

そういや、火野は結局どうなったんだか。
悠太の死体が女だったとか、この辺の伏線も消化しきれなかったなあ。

残念無念。お疲れ様。

「ついに来た。
お父さんと同じ場所に。
そして
野々宮悠太を金メダリストに」

屋上姫1巻/TOBI
平凡なメガネっ子男子な主人公黛陽平が、
ひと目で惹かれた“屋上姫”と呼ばれる、
完璧超人な生徒会長霞上澄花と付き合うことになるが…。

変換 ~ 071
顔見て、『凄い眉毛してるなー」と思ってよく見たら、
まつ毛だった
てか、まつ毛のほうがずっとスゲエ…。

クールビューティー屋上姫は、どうも自分の気持を偽って
陽平と付き合ってるよう。
陽平は屋上姫に惹かれまくってるけど、
その陽平に好き好きオーラ発しまくってる
可愛い幼なじみ
がいたりするのよね。

好きな相手に、自ら行動を起こす陽平は、好感持てる主人公ね。
基本、クール系やツン系が好きなので、屋上姫はストライクだけど、
この作品の場合は、健気で結子がいいなあ。
結子可愛すぎるぜ畜生。
その、「一途な幼なじみの想いに鈍感な主人公」は、流石に飽きたけどな!

「えーと…えーとね…
こ…今度の土曜日…マユくん!…とノブくん、空いてますか!」

QED38巻/加藤元浩
「十七」は、いかにもQEDらしいエピソード。
パッパラパーな私にはこ難しくて仕方ないけど、
こう言うのがQEDに求められてる物だよね。
和算という題材、中々興味深くはあった。

物語的には、「虚夢」の方が好き。
被害者が悪人だったわけではなかったのは、救いだったな。
もっとも、“勤勉な無能”という、
ある意味より質の悪い夢想家だったわけだけど。

ハード・サッカー吹いた
いつもながら、この手の小ネタは秀逸。

しかしこれ、完結する日は来るのだろうか…。

「久瀬と話すようになって…
夢を見るようになった。
色つきの鮮やかなやつだ」


ノノノノ 13 (ヤングジャンプコミックス)ノノノノ 13 (ヤングジャンプコミックス)
(2011/02/18)
岡本 倫

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屋上姫 ? (フレックスコミックス)屋上姫 ? (フレックスコミックス)
(2011/02/12)
TOBI

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Q.E.D.証明終了(38) (月刊マガジンコミックス)Q.E.D.証明終了(38) (月刊マガジンコミックス)
(2011/02/17)
加藤 元浩

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100歳の少年と12通の手紙 - 2011.02.16 Wed

変換 ~ 068
余命宣告をされた10歳の少年オスカー。
病院内で彼と偶然出会った口の悪い宅配ピザ屋の女主人ローズは、
少年のたっての希望により、病院長とピザの宅配を条件に12日間、
毎日彼の元を訪れる約束をする。
腫れものに触るような周囲の大人たちの態度と対照的に、
ごく普通にオスカーに接するローズ。
そして彼女は、残された時間の少ないオスカーに、
1日を10年間と考え日々を過ごすこと、ま
た毎日神様に充てて手紙を書くことを教える。
その日から少年は、
限られた病院のなかで1日ごとに10年分の人生を体験していく…。
(公式より)

眼から水が…。
オスカーが死ぬシーンではなんともなかったけど、
その後、ローズがオスカーの“遺産”を受け取ったところで
ホロホロと…。

善行やボランティアを嫌い、現在の恋人に対しても、
『心なんていらない、体だけでいい』と言い、愛を不必要なものと見なすローズ。
そんな口も態度も悪いローズが、
徐々にオスカーを慈愛の眼で見つめる様になるのがいい。
最初は、死にそうな子の相手なんて嫌だといい、
ピザの注文と引換にオスカーの話し相手を引き受けたので、
どこか表面的に見えたんだよね。

ローズとオスカーのファーストコンタクト、
ぶつかってきたオスカーに対し、口汚く罵るローズ。
風通なら怯むところだけど、普段、不自然なまでに自分に気を使う大人たちに
囲まれているオスカーにとって、とても新鮮だったんだろうねえ。

ローズとオスカーの関係は、必要以上にベタベタせず、
ストーリー展開もお涙頂戴にならなかったので、とても心地よく観れた。
ローズの子供たちが、ボランティア嫌いの母親がオスカーに優しく接する見て
からかうシーンがとても好き。
照れて、『それ以上言ったらケーキ抜き!』怒るローズがいいね~。

元プロレスラーのローズが、オスカーを楽しませるために
過去の試合のことを語るんだけど、
この試合がどれもファンタジックかつシュール
ローズ役のミシェル・ラロックが凄い楽しそうに演じてたのが、印象的。
この予想外のシーンと演出には、ポカーンとする人も、結構いそう。
つーか、フランスにプロレスが存在してたとは…。
もっとも、アンドレ・ザ・ジャイアントとかフランス人レスラーはいるから、
よく考えれば不思議ではないんだけど。

オスカーと同じように入院してる女の子たちとのエピソードは微笑ましく、
おデブちゃんの“ポップコーン”などの仲間たちも、いいキャラしてた。

ラストで、オスカーの死を悔やむデュッセルドルフ医師に対し、
ローズの毒舌が復活してたのには、ニヤリとしてしまった
というか、もうちょっとローズの毒舌が欲しかった。

原作では、ローズはボランティアで働く老女だったそうだけど、
映画版の中々強烈なキャラクター設定でよかったと思う。

フランス映画は、コメディ以外はまるで合わないのが多いので、
観ようか迷ってたんだけど、見て正解でしたな。
まあ、もう少し掘り下げて欲しかったなあと思う部分もあるけど、
地味ながらいい作品でした。

あしたのジョー 3点 - 2011.02.15 Tue

変換 ~ 067

原作は好きだけど、読んだのはだいぶ前なので、記憶はおぼろげ。
アニメの2はちょっと前に全部観たんだけど。

何故観に行ったのかというと、
以前、『話題作全然観てないね』と突っ込まれたのを思い出したので。

結論から言うと、思ったよりはかなりマシ
もっと酷いのを想像してたけど、作り自体は真面目だった。

ストーリーは、ドヤ街で喧嘩→刑務所→力石とボクシング
→出所→プロデビュー→ウルフ戦→力石戦と、こんな感じ。

理由は良く判らんけど、少年院じゃなく刑務所なんだよね。
ねじりん棒とパラシュート部隊がないとは、どういう事や。
ここでの力石戦のクロスカウンターの構図が、原作そのまま(確か)でびっくり。

ウルフ金串が、北斗の拳に出てくるようなモヒカン雑魚みてーなのに萎えた。
セリフが叫んでばっかだし、出来損ないのハリマオ風でもある。
短い出番でキャラを立たせようとした結果なのかもしれないけど、
だからと言ってここまで改悪する必要があったのかという…。
ウルフ戦の前フリで、葉子がドヤ街出身という糞設定がお披露目。
その過去を消すため(本当は別の理由があるけど)、ドヤ街を潰そうとする。
それを阻止するため、ジョーはウルフ戦を受けるという流れ。
ちなみにウルフは、アジア拳ではなく白木ジム所属という設定で、
力石とジョーの試合を阻もうとする葉子の刺客として登場。

力石戦は、力石に尽きる、としか言いようがない。
あの体は凄いわ。
力石の死後がムダに長くてグダグダ。冗長。イラッ☆。

ボクシングシーンは、スローが多すぎてムカツク。イラッ☆×2
なんで、あそこまで多用するのか意味不明。
おかげで、スピード感が無くなってしまうし。
スローはここぞという時に使えよ…。

時代背景は当時の通りなんだろうけど、
その割には刑務所の屋上でのボクシングで、遠景が現代だったり、
白木ジムの設備が近代的過ぎだったり、徹底してないねえ。

山下のジョーは、ルックスはそんなに悪くないんじゃないかな。
ただ、演技が…その…。
まああれだ、少なくとも叫ばせたり呻かせたりさせないほうがいいと、
愚考します。
あと、これは本人のせいじゃないけど、
原作のジョーの持つ脳天気なまでの陽気さが全然なかったのは、不満。
だからと言って、野性味も全く感じられなかったんだけど。
ああ、後者は本人のせいか
両手ぶらりが変な踊りになってたのは、何故だ。
腰振ってたぞ…。

伊勢谷力石は素晴らしいの一言
力石だけなら、もう一度観たいと思わせるほど。
ボクサーとしての動きも良かったし、何よりあの減量が
ぶっちゃけ、力石のほうがよっぽど野性味があったよ。

香川照之は嫌いなんだけど、この段平は良かった。
最初予告で観たときは、まんまコスプレで笑ったし、
映画でも最初は画面に映るたびに笑ったけど、
慣れてくるとそれも気にならなくなった。
香川の演技はどうにも鼻について、観てて嫌になるんだけど、
今回はコスプレが逆にそれを感じなくさせて、
完全に段平になってたのが良かったのかなー。
不満は、ジョーと段平の、2人の関係の描写がまるで物足りなかった事。

葉子はダメ
香里奈なんかにやらせるなや。
全然お嬢っぽくないし、原作初期の高慢ちきさも全くなかったし。
2時間しかないんだから、脚本家も、
葉子に無駄なオリジナル設定をくっつけるくらいなら、
もっとジョー・力石・段平を掘り下げろと。

西も良かった。
勝矢って全然知らないんだけど、ハマってたね。
場面は違うけど、しっかり鼻うどんが再現されてて吹いた。

実況席に浜田剛史がいた
不意打ち過ぎて、笑うシーンでもないのにひとりで大ウケしてしまった
その後も、セリフ聞くたびに笑いを堪えるのに苦労したわ…。
倍賞美津子は、存在意義が判らん。
いる意味あった?
サチたち、ドヤ街のガキンチョ共は結局1回も名前を呼ばれなかった…。

山下・伊勢谷両名はしっかり体を作ってきたし、
特に伊勢谷の力石は一見の価値有り。
面白くはないけど、ハードルを下げて観ればそんなに悪くない
力石・段平・西らが目当てなら、損はしないかと。

ヒョードル敗北!! - 2011.02.13 Sun

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/2011/2011021206/index.html
http://www.youtube.com/watch?v=UtRceerNUrg

ストライクフォースヘビー級トーナメント1回戦。
●ヒョードルvs○アントニオ・ペイザォン・シウバ
復帰戦の相手としてはチト厳しいと思ってたけど、
それでも勝つと予想してたんだけどなあ…orz
向かい合っているシーン、想像以上に体格差があったな。
スタンドで、ヒョードルのフックに合わせたペイザォンのストレートが
ボコボコ当たってたのを見て、今の総合じゃあ時代遅れのスタイルなんだなーと、
なんだか悲しくなったわ…。
それでも1Rはまだ見れたけど、
2Rは開始早々テイクダウンされ、それ以降は防戦一方。
ハーフ→サイド→ノースサウス→マウントと、
パウンドと肩固めを交えてポジションを移行。
マウント獲られてからは、ひたすらやられっぱなし
パウンドを嫌がってうつぶせになると、、今度はチョークを狙われる。
これだけやられっぱなしのヒョードルは、見たくなかったな…。
2R終盤、ペイザォンが足関獲りに来たときはチャンスだったんだけど。

フィジカル差だけじゃなく、技術でもやられたなあ。
グラウンドでコントロールされまくるとか…。
前回のファブリシオ戦はアクシデントとも取れる負け方だったけど、
今回は体格差があったとは言え、完敗に等しい。
マジで引退なのか。
大げさな言い方だけど、ひとつの時代が終わったかのような

●アルロフスキーvs○ハリトーノフ
こっちも、アルロフスキーが勝つと予想してたんだけど…。
どっちも劣化中だけどボクテクが上の分、まだアルロフの方がマシかなーと思ったもんで。
より劣化してるのはアルロフだったか。
ハリトーノフのアッパーは巧かった。
アルロフの打たれ弱さは異常
アルロフこそ、引退したほうがいいんじゃねーかと。

セフォーはやる気あんのか

RED 4点 - 2011.02.11 Fri

変換 ~ 065


ぬお、これもあらすじ見つからない。
何故だ。

元CIAエージェントのフランクは、今では引退して年金暮らし。
唯一の楽しみは、年金課のサラとの電話でのおしゃべり。
そんな折、複数の刺客がフランクを襲いかかる。
それをあっさりと撃退したフランクは、
電話の盗聴に気付き、サラを伴って、というか誘拐してその場を離れる。
CIAの襲撃をかわしながらサラと和解し、
ジョー・マーヴィン・ヴィクトリアと再びチームを組み、真相を追う。

面白かったけど、やや物足りず。
期待してほどのハジケっぷりがなかったのよね。
全員、引退しててもしょぼくれた感じがなかったので、
行動を起こしてからのギャップも殆ど無かったし。

4人の中では、ジョン・マルコヴィッチ演じるマーヴィンのキ○ガイキャラと、
ヘレン・ミレンのヴィクトリアの美貌とクールさが印象に残った。
序盤のマーヴィンは、猜疑心と被害妄想の塊で、
周囲の人間や飛行機やヘリまで怪しく見えるという、この狂った感が良かった。
ただ、話が進むに連れドンドンその部分がおとなしくなっていったのが、残念。
CIAのおばちゃんエージェントとの西部劇のような決闘は、シビれたね。
てか、あのおばちゃんがRPG持って再登場に笑った。
銃をバットのようにして、手榴弾を打ち返して敵を粉々にするシーンも。

ヘレン・ミレンは、60過ぎなのに、美人だねえ。
銃を撃つ時のクールで鋭い目付きと無表情さは、
いかにも凄腕な雰囲気がよく出てた。
無表情でマシンガン撃って、その隣で黙々と弾を込めるマーヴィンが笑う。
ただ、凄腕スナイパーとしての腕前は見えなかった…。
ろくに命中してねえし。なんぞそれ。

フランクは、年金受給者としての姿がホントに最初だけだったので、
もっと引退生活を描いて欲しかった。
サラとのロマンスも、ちょっと足りなかったように思う。
でも、かつての超一流エージェントとしての腕前を披露するさまは、
カッコ良かったよ。
やっぱり、B・ウィリスはこう言うのが似合うねえ。

モーガン・フリーマン演じるジョーは、出番が少なかった
つーか、この作品の雰囲気で途中退場とは、思ってもみなかったわ。
もったいない。
エンドロール後にひょっこり出てくるんじゃないかと思って、
久し振りに最後まで座ってたけど、何もなかった…。
ジョーの設定上、ああなるのは仕方ないんだけどね。

REDのメンバーじゃないのにやたらと美味しかったのが、
旧ソ連スパイ、イヴァン。
ヴィクトリアとのロマンスもあり、いい役どころだった。
お姫様抱っこは萌えた。

ヒロインサラは微妙。
もっとフランクに振り回されるシーンが欲しかったなあ。
結構、すぐ順応するし。
特別活躍もしないし、影が薄かった印象。

それとは逆に、若手CIAエージェントのクーパーはよかったね。
古参vs新参、家族の居ないREDのメンバーとは違い、
家族を愛する男だったりと、対照的なキャラ設定。
最後もいい男っぷりを魅せた。

黒幕がしょぼくて萎えた。
黒幕役がリチャード・ドレイファスなのはいいんだけど、
中盤でフランクたちにあっさりとっ捕まって間抜けな姿を晒してたんで、
この辺も残念。

所々笑えるし、メインのキャラクターを楽しむ分には、悪く無いと思う。

完全なる報復 4点 - 2011.02.11 Fri

変換 ~ 064

あらすじをコピペ出来るトコが見つからなかったので、省略。
書き起こすのも面倒だし。

目の前で強盗2人組に妻と娘を殺された主人公・クライド。
不利な裁判を他人に譲ることで高い有罪率を誇る敏腕検事・ニック。
ニックはクライドの懇願を無視し、警察のずさんな捜査を理由に、
犯人と司法取引をする。
主犯で実際に2人を殺害したダービーが共犯のエイムスに不利な証言をし、
結果ダービーは数年禁固の小便刑、エイムスは死刑となる。
10年後、エイムスの死刑に立ち会うニックの目の前で、
安楽死するはずだったエイムスが苦しんで死亡。
更に、ダービーが廃屋でバラバラ死体となって発見される。
クライドの復讐が始まる。

途中まではかなりの良作になる予感がしたんだけどねえ…。
単なる復讐劇ではなく、
司法制度の問題点をつく社会派+クライムサスペンスて感じか。

ダービーの殺害シーンは、スカッとするねえ。
クライドにハメられ、フグ毒を注射、
全身麻痺するも意識はあり痛覚もある状態。
手術台みたいなベッドに寝かされ、
自分の体がバラバラにされる所を見せるため、
上方に等身大の鏡を設置、途中でショック死しないようアドレナリンを注射、
そして眼を瞑れないようまぶたを切断するなど、全身を25箇所に切断
実際に切断シーンは映されなかったけど、シビれるシーンでした。
リアルだったら、ゲーゲー吐いた上
『もうやめて、ダービーのライフはゼロよ!』と叫ぶところだけど。

その後、何故か全裸になっておとなしく捕まるクライド。なんでやねん!
裁判では弁護士を雇わず、自分で自分を弁護する。
判事が、10年前の事件を担当した女判事で、
過去の判例を持ち出すとあっさり保釈を認める。
その判決をあざ笑い、司法制度や判事を罵倒し、
『ケツにブチ込まれろ』とまで罵る。
この辺の制度の隙を付き、コケにするシーンは良かったね~。

ニックには、2人の殺しを認める代わりに
刑務所のベッドをマットレスにするよう取引、
次に、現在行方不明で10年前ダービーを担当した
弁護士の行方を教える代わりに、ステーキを要求。
こうやって、司法取引を馬鹿にするクライドの様が面白い
その後は同房の囚人を殺害して独房入り。
にもかかわらず、司法省職員6人が爆殺、更にニックの上司が射殺。
女判事の殺し方は、マジビビッた

と、ここまでの、自由を奪われているのに自由に殺しを行うという、
ミステリー的な部分も大いに興味を引き、とても面白かった。
が、ここからの真相と、最後の仕掛けが…。

ここから激しくネタバレ。

要するに、全独房に通じるトンネルを掘っていたのが、真相。
逮捕前からあらゆる事態を想定し、
刑務所内から言葉ひとつでコントロールしてた、
なんてのを期待してただけに、ガッカリ感は半端なかった。
まあ、この10年間の執念の結実
と考えれば納得できないこともないんだけどね。
確かに、余程の執念がなければここまで出来ないだろうし。
終盤の、フィラデルフィア市長を狙った爆弾なんて、お粗末すぎて泣ける
めっちゃ目立つところに置いて、おまけに持ち運びOK♪ってなもんだ。ねーよ。
知的で用意周到なクライドにしては、杜撰過ぎでしょーがよ。
ラストの“あのシーン”をやりたいがために、ああしたんだろうか…。
ニックがクラウドに対し、
『もう殺人犯とは取引しない』と言ったのはカッコ良かったんだけど、
結局その後はどうなったのか描かれなかったのも、不満。
娘の演奏会で終わりとか…。

色々もったいなかった…。

アンストッパブル 4・5点 - 2011.02.08 Tue

変換 ~ 069
いつもと何ら変わらない朝を迎えた
ペンシルベニア州ブリュースターのミンゴ操車場で、
ふたりの鉄道マンが対面した。
勤続28年のベテラン機関士フランク・バーンズと、
職務経験わずか4ヶ月の新米車掌ウィル・コルソン。
この日初めてコンビを組む彼らに課せられた業務は、
スタントンという町に停車中の貨物車両を別の町に運ぶこと。
しかし会社から強制的な早期退職を宣告されたフランクと、
鉄道一家出身ゆえに会社に優遇されていると
周囲にみなされているウィルの間には、
ぎこちない雰囲気が漂う。
こうして旧式機関車1206号に乗り込んだふたりは、
それぞれプライベートでも悩ましい問題を抱えていた。
その頃、同じ州内の町ウィルキンスのフラー操車場で異変が起こっていた。
最新鋭の貨物列車777号を移動させようとした運転士が
運転席から離れたわずかの間に、
ブレーキ操作が不完全だった777号が緩やかに走り出したのだ。
それはすぐに取り返しがつく些細なミスと思われたが、
まもなく操車場を飛び出した無人の777号は、
社会見学のために訪れていた大勢の小学生を乗せた列車の鼻先をかすめ、
ぐんぐんスピードを上げていく。
全長約800メートル、39両の大編成である777号には、
極めて危険性の高い化学物質とディーゼル燃料が
大量に積まれているという事実が判明。
その777号がコンピュータ制御も効かない事態に陥ったということは、
ひとつの町を壊滅させるほどの威力を秘めた巨大ミサイルが
野に放たれたようなものだった
フランクは1206号の機関車両を逆向きに走行させながら
777号を追跡しようとする。
777号の最後尾にこの車両を連結させれば、
1206号のブレーキで停止させられるというのがフランクの主張だった。
この日何度もフランクと口論を交わしてきたウィルは猛反対するが、
彼の機関士としての豊富な知識と直感を信じ、
命懸けのリスクを伴うそのプランに同意する。
(公式より)

事実を元にした話だけど、だいぶ脚色したらしい。
最後まで緊張感があって、中だるみは感じなかったね。
暴走列車の持つ、重量感が半端なかった
ただ、それとは反対にスピード感があまりなかったのが、ちょっと残念。

内容に関しては、シンプルすぎて特に語ることがないんだな、これが。

気になったことを書いてみると、
会社の上層部が無能扱いされるのは、最早お約束。
溶接工のおっさんが、その肩書にふさわしい活躍をするのかと思ったら、
そんな事はなかった
そのくせ、ある意味で1番美味しかったのでわ。
フランクの娘がフーターズで働いてると聞いてウィルが笑うシーンがあるんだけど、
何のことか判らなくて検索したらよく判った。
日本で言うと、アンミラみたいなものか?
エロい。
つーか、日本にも出来たのね
列車を暴走させたデブの再就職先がファーストフード業界ってのは、ギャグ?
フランクが途中で娘に『愛してる』と電話するシーンは、
ベタだなーと思ったけど、実際の事故でも奥さんに電話してるとか。
事実は小説より奇なり。違うか。
小学生を乗せた列車が危機にさらされるのかと思ったら、
無事に序盤で出番終了で、拍子抜け。

その他にも、色々無駄なことしすぎじゃね?と突っ込みたくなる部分もあったけど、
そのマイナス点を気にしないで済むくらい、面白かった。

ST 沖ノ島伝説殺人ファイル/今野敏 - 2011.02.07 Mon

ST 沖ノ島伝説殺人ファイル  警視庁科学特捜班 (講談社ノベルス)ST 沖ノ島伝説殺人ファイル  警視庁科学特捜班 (講談社ノベルス)
(2010/12/22)
今野 敏

商品詳細を見る


警視庁科学特捜班の活躍を描く、STシリーズ最新作。
伝説の旅シリーズとしては、3作目。

語り手である百合根友久は、押しの弱い性格の、キャリアの警部。
毎回、苦労しながら一癖も二癖もあるSTのメンバーを率いて、事件を解決する。

赤城左門はSTのリーダーで、法医学担当。
人望があり決断力に富むが、常に一匹狼でありたがる。
黒崎勇治は古流武術の達人で、第一化学担当。
極端に無口で、“人間ガスクロ”の異名を持つほどの嗅覚の持ち主。
山吹才蔵は第二化学担当で、STで唯一の常識人。
百合根にとっての癒し系で、僧籍を持つ。
青山翔は心理学の専門家で、文書担当。
恐ろしいほどの美貌の持ち主でありながら、
それとは正反対に潔癖症の裏返しである秩序恐怖症で、整頓された空間を嫌う。
STで1番の曲者で、口癖は『もう帰っていい?』。
結城翠は物理担当で、紅一点。
常人離れの聴覚を備えている。
閉所恐怖症からか洋服の閉塞感を嫌い、
いつも露出過多な服装をしている(ここ重要)。処女(ここも重要)
そして、初期はSTを嫌っていたベテラン刑事の菊川が、
捜査権のないSTに代わって実際の捜査を行う。

とまあ、このようにどいつもこいつもキャラが立ってて
非常に面白く、昔から好きなシリーズ。
シリーズ通じて青山が活躍しすぎるのが、チト気にくわない所。
青山自体は好きなキャラなんだけど。
活躍度(主観)で言うと、青山>翠>赤城>黒崎>山吹かな。
翠は特殊能力持ちなのと、
お色気(というほどのものではないけど)担当なのが効いてる。
赤木は全体的に出番というか、セリフは多い。
翠とは逆に、黒崎は特殊能力持ちだけど無口なのが痛い。
山吹は常識人なのが割食ってる

↑で面白いと書いたけど、
正直、この伝説の旅シリーズはあんまり…。
1作目の為朝伝説殺人ファイルがクソすぎたんだよねえ。
一応、徐々に上向きつつはあるけど。

今回は古くからの因習が残る、実在する島・沖ノ島が舞台。
女人禁制の上許可無く立ち入ることが出来ず、草木の1本たりとも持ち帰ってはならず、
島で見聞きしたことを外で話してはならないという、禁忌の島。
現場検証も聞き込みも満足にできない、この強固なルールにSTがどう挑むか…と期待してたら、
意外とあっさり。うーむ。
事件そのものより、翠が黒崎と自分の“人間嘘発見器”と呼ばれる能力が
冤罪を生むかも、と悩むシーンが印象に残った。

全体的に、可も不可もなし、ってとこかな。
STの面々が好きなので、シリーズが続いてくれるなら、
このレベルの出来でも、まあいいかなあ。

「それにしても、君は、キャリアだろう。
なぜこんな小さな組織の係長などに甘んじているのだ?」
「そういうキャリアもいるのです」
「そのうちに、頻繁に異動することになるぞ」
「それまでは、STで精一杯頑張ります」

やっぱりいいねえ、BTTF - 2011.02.06 Sun

今年の第二回午前十時の映画祭の一発目、
バック・トゥ・ザ・フューチャー観てきた。
 
2&3は映画館で観てるけど1はTVでしか観たことなかったんで、行ってきた。
やっぱり、何っっっっっっっ回観ても面白い

展開丸分かりなのに、笑える所は笑え、クライマックスシーンは手に汗握る。
未来へ戻る前にドクと抱き合うシーンは、今でもホロリと来る。
で、ちゃっかり手紙を読んでるトコとかw
まあ、1番のお気に入りは
ビフの『Hello, hello,anybody home?』だけど。
曲は“The Power Of Love ”が好き。

個人的に、ハリウッドのエンタメ系映画の中では1番好きだあ
いやあ、マジで全然飽きないんだよね~。
レイダースなんかも、昔は大好きで同じように何回も観てたけど、
そのうち飽きてしまったのにねえ。

映画が終わったあとは、眼鏡変えてきた。
最近、左が微妙に弱くなってきたもんで。
頭痛が頻繁に起こるのも、このせいかもしれんしね。
ああ、余計な出費…。
いや、余計ではないけど、余計に感じてしまうビンボー人の哀しさ。

エリックを探して 4・5点 - 2011.02.01 Tue

変換 ~ 066

マンチェスターの郵便配達員エリック・ビショップは、
10代の息子、ライアンとジェスと3人暮らし。
2人とも、7年前に出て行った2度目の妻の連れ子だ。
ある日、エリックはパニック障害の発作で車をぶつけてしまう。
元気のないエリックを心配した郵便局の仲間たちは、
なんとか元気づけようと話しかけるがあまり効果はない。
その夜、自室でエリックはポスターのカントナに話しかける。
「欠点だらけの天才。欠点だらけの郵便配達員。
あんたも自己啓発を? 誰に愛された? 心配してくれる人は?
俺の憂鬱の理由がわかるか?一生後悔するような失敗をしたことは?」
……そのとき、背後から「君はどうだ?」と声がした。
振り向くと、暗がりに立っているのは、なんと、カントナ本人だった!!
エリックの憂鬱の理由、それはリリーだ。
30年前にダンス競技会で恋に落ちた、最初の妻だ。
娘のサムが生まれてすぐ別れて以来、会っていなかった。
だが、子育てしながら大学に通うサムのため、
孫娘のデイジーを預かる関係でリリーと再会することに。
ところが昔と変わらず美しいリリーを遠目に見たエリックは、
彼女の前に出て行けずに車に戻り、動揺して、事故を起こしたのだった。
カントナは得意の格言をエリックに授けるが、
エリックは「俺は漁船を追うカモメ以下なんだ!」と、聞く耳を持たない。
カントナは「チャンスはどんな時にもある。
髭を剃ってリリーに会いに行け」とアドバイスする。
だが、同じ頃、新たな厄介事が起きていた。
ライアンが、ギャングのザックから預かった拳銃を、
家の中に隠し持っているのだ。
エリックは家族を、そして愛するリリーを守るために、
カントナの「友達を信頼しろ」の声に押され、
仲間たちと共に一世一代の賭けに出る。
(公式より)

予想以上の佳作でしたな。
サッカー専門誌になってしまったNumberを読んでるおかげで、
エリック・カントナは名前だけ知ってた。
実際の試合の映像に“GIGGS”の背中が映った際、
『ほう、ライアン・ギグスか(ドヤ顔)』と知ったかな反応をしたもんだ。
ま、Numberはここ数年は、たまに暇つぶしに買う程度だけど。
しかし、ホントつまらん雑誌になったもんだ。

閑話休題。

殆ど予備知識なく観に行ったので、
たまたま出会ったエリック・カントナに、
主人公が励まされる話なのかと思ってた。
カントナは、あくまで主人公の幻だったのね。
で、このカントナが主人公エリックを示唆に富んだ格言で励まし、
エリックは憧れのカントナの後押しを受けて問題を解決していき、
徐々に立ち直っていく。

中盤までは笑いもありつつも、エリックの精神的な失調と、
2人の義理の息子の問題のせいで、
やや陰鬱な雰囲気もあって、ちょっと重かった。
だからその辺まで観て『ギリギリ4点くらいかな』、と考えてたら、
終盤で化けた
家族を脅すマフィアを懲らしめるため、仲間の郵便局員たちと共に
策を練るんだけど、このカントナ作戦には場内爆笑
馬鹿馬鹿しさとともに、仲間たちのイイ奴っぷりがよく出てた。
仲間の中では、リーダー格の“ミートボール“が面白かった。
エリックのために自己啓発本とか色々持ってきては、
『また万引きか』『万引きはやめろ』とツッコまれたり、
ユーチューブをブルーチューブと言ったり、愛すべきキャラクターだったね。
仲間たちとバーでマンUを熱く語るトコなんか、
私のイメージする“いかにも向こうのサポーター”って感じ。
日本のスポーツバーでおっさんがサッカーを熱く語るなんて、
全然想像できんな~。
関係ないけど、郵便局員のデブ率の高さが気になった
なんであんなに多いんだろ…。

カントナは、この映画では知的で泰然としたキャラクターだった。
wiki見ると、実際もそんな感じなのかな。
同時に、かなりクセのある人物みたいだけど。
エリックを導く人物に、相応しかった。
意外に茶目っ気もあったし。
7万人の声援に対し、『恐ろしかった』と
スーパースターらしからぬ事を言ったり、
1番の思い出がシュートではなくパスだったりと、
中々。興味深い人物。

エリックは、対ギャングではあんまり活躍しなくて残念だったけど、
最終的には皆の信頼を取り戻し、とてもいいエンディングだった。
貧相な小男が、妻や息子のために必死になる所は、クるものがあったね。

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