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2017-07

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ 4・5点 - 2017.07.17 Mon

変換 ~ 103

舞台は、テロの脅威に晒される現代のローマ郊外。
裏街道を歩く孤独なチンピラ エンツォはふとしたきっかけで超人的なパワーを得てしまう。
始めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォだったが、
世話になっていた“オヤジ”を闇取引の最中に殺され、
遺された娘アレッシアの面倒を見る羽目になったことから、
彼女を守るために正義に目覚めていくことになる。
アレッシアはアニメ「鋼鉄ジーグ」のDVDを片時も離さない熱狂的なファン。
怪力を得たエンツォを、アニメの主人公 司馬宙(シバヒロシ)と同一視して慕う。
そんな二人の前に、悪の組織のリーダー ジンガロが立ち塞がる…。
(公式より)

ネタバレ有り。

鋼鉄ジーグで知ってることといえば、アニメタルで聞いたバンバンばっか言ってるOPくらい
永井豪原作ということすら、本作で知ったくらい。
と、そんな人間が観ても全く問題ないくらい、ジーグそのものは無関係な作品。
そして、ヒーローオリジンとしては素晴らしい出来

風貌も性格もぱっとせず、盗品を売りさばきながら淡々とその日暮らしをするエンツォ。
ヨーグルトを食べながらのAV鑑賞が唯一の楽しみのエンツォが、ある日スーパーパワーを手に入れ、
やったことがATM強盗で手に入れた金で大量のヨーグルトとAVの購入
このエンツォ自身も含めた作品の退廃感がたまらなく好き。
スーパーパワーを試すシーンで流しっぱなしのAVの喘ぎ声が聞こえるのが笑った
高齢童貞なのか、女っけが全くないせいで試着室での一方的なセックスが生々しく若干引いたわ。
とは言え、その後の、電車を止めて謝罪してお姫様抱っこに至るまでの流れは良かったなあ。
孤独に生きた理由もちゃんとあって、結構雑なようでしっかり作ってるヘンテコ感がある
結局、私欲なく行動したのは終盤の子供を助けたのと爆弾処理の2つだけなのも、
オリジンとしてふさわしいのではないかと。

ヒーローとしての能力は、腕力と耐久力・回復力くらいか。
低予算ということもあるだろうけど本人がただのおっさんということもあって、
アクションは地味でスーパーヒーロー着地がただ落下して地面に激突したのは吹いた

ヒロインのアレッシアは幼い頃から性的虐待を父親から受けていて、
そのせいもあってか精神を病んでいる。
このアレッシアのジーグと現実を混同した言動が、エンツォを導いていくところが面白い。
最初は、「あー頭のイカれた女かー」とだけ思ったけど、
だんだん可愛く見えていったのが自分でも驚き。
あとおっぱいが綺麗

チンピラどものボスにして、最終的にヴィランとなったジンガロのキチっぷりも良かった。

特に好きなシーンは、観覧車と『ヒロシ・シバだ』、そしてラストシーン
ラストのジャンプがまた不格好なのが、らしくていい。
あと地味に、川から上がってきたジンガロ見つけたランナーの挙動が面白かった
普通に走っていたのが、見つけたとたん無言でダッシュは笑うわ。
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ライフ 4点 - 2017.07.09 Sun

変換 ~ 101

6名の宇宙飛行士が火星で発見した<未知なる生命体>。
彼らは知らない――。
世紀の大発見が大惨劇を招くものになることを。
それは、かつて火星を支配した、まぎれもなく宇宙最強の生命体。
小さく美しく、無駄なものが一切ない、"筋肉"と"脳"だけでできている。
どんな状況でも生き続け、相手にあわせて進化する。
最初のターゲットは人間。
6人の宇宙飛行士。
地球にたどりつく<命(ライフ)>は――「地球に行かせない」
それが6人のミッション。
(公式より)

ネタバレ有り。

それなりに楽しめはしたものの、特別目新しさは感じなかった密室SFスリラー
狭いISSと言う舞台装置の使い方にしろ生命体”カルビン”の能力にしろ、
特に言及する点がないのよね。
「ひとつひとつの細胞が考える筋肉」的な設定は、寄生獣を思い起こさせる
”カルビン”が、乗組員の生命を貪るごとに大きくなっていくのがまたベタ。
まあそれでも、巨大化する分にはまだ良かったけど、成長して顔が出来てしまったのはガッカリ
普通のモンスターにしてしまってどうすんの、顔がないのが不気味でいいのに。
過ぎたるは及ばざるが如し、やりすぎはアカンよ。
お前ら大きい方が好きだろ?と勘違いして巨乳キャラを爆乳にしても嬉しくないのと同じよ。

乗組員たちも、特にコレといって印象に残ったキャラがいなかった。
ライアン・レイノルズは、何の根拠もなくすぐ死にそうだなーと思ってたら
ホントに真っ先に死んでちょっと笑った

ジェイク・ギレンホールは主人公なのにマジ影薄かった。
船長は死に際頑張ってたね。
真田広之は、結構出番が多い上、妻の出産シーンがあったりと、優遇されてたな。
なぜか日本語が棒読み気味になってた

と、ここまで書いて褒める部分が全然ないけど、
ホラースリラーでありがちな、やたらと不愉快な性格の奴や、
アホな行動をとって足引っ張る奴がいなかったおかげで、ストレスなく観れたのは大きい


オチも、私でも予想できるバレバレな展開だったけど、バッドエンドだったからこそこの映画評価できた。
デビッドのアレより、ミランダの絶叫の方がインパクトあったわ。

LOGAN/ローガン(IMAX字幕) 4・5点 - 2017.06.01 Thu

094.jpg

すでにミュータントの大半が死滅した2029年。
長年の激闘で心身ともに疲弊しきったローガンは、もはや不死身の存在ではなかった。
超人的な治癒能力が衰え、生きる目的さえ失った彼は、
ウーバーに登録したリムジン運転手として日銭を稼ぎ、
メキシコ国境近くの荒野に佇む廃工場でひっそリ暮らしている。
その廃工場には、衰弱しきってテレパシー能力をコントロールできなくなった
チャールズ・エグゼビアと、太陽光のもとでは生きられないミュータントのキャリバンもいた。
そんなある日、ローガンはヒスパニック系の看護師ガブリエラから、
思いがけない頼み事を持ちかけられる。ローラという謎めいた少女を、
カナダに国境を接するノースダコタまで送り届けてほしいというのだ。
しかし、それは新たな災いの始まりだった。
図らずもローラを保護することになったローガンは、子どもたち利用して、
おぞましい実験を行っているトランシジェン研究所が放った冷酷非情な男、
ピアースが率いる武装集団の襲撃を受ける。
ピアースの目的は、ガブリエラによって研究施設から連れ出されたローラを奪い返すことだった。
からくもピアース一味の包囲網を突破し、廃工場から逃亡したローガン、ローラー、チャールズは、
ノースダコタを目指して車での旅を繰り広げていく。
あどけない外観からは想像もつかない戦闘能力を持ち、
ローガンに似た特徴を備えたローラは、
はたして彼との間にどのようなつながりがあるのか。
組織の執拗な追跡が迫る中、ローラを守るため、
命がけの戦いに身を投じていくのだった…。
(公式より)

ネタバレ有り。

ラストの「X」に全部持ってかれた感
泣けたわ…。

ストーリーからアクションからビジュアルに至るまで、ひたすら地味
目新しさもさして感じられないし、アメコミ大作として期待すると肩すかしを喰らう。

が、これがウルヴァリン最後の戦いとなると実に素晴らしかった
ミュータントの遺伝子に害になる薬物が混入した飲食物が世界で流通され、
ミュータントが絶滅の危機に瀕し、ウルヴァリン自身もヒーリングファクターを失いつつあり、
酒に逃げ荒んだ姿が痛々しく、今までで1番泥臭くウェットで哀愁漂うウルヴァリンがシブすぎる
プロフェッサー・ローガン・ローラの擬似家族の雰囲気は、なんかすごい癒された。
特に、ローラを可愛がるプロフェッサーとプロフェッサーに懐くローラのお爺ちゃんと孫娘的な関係、
冗談を言い合いお互いを労わるプロフェッサーとローガンの父子関係は微笑ましかった

それだけに、その関係が短期間で終わってしまったのが残念すぎた。

唯一断絶していたローガンとローラの関係性は、ちょっと描写不足だったかな。
個人的には、この2人は完全に赤の他人だった方が良かった
遺伝子上の父娘という設定は正直余計に思え、赤の他人同士が絆を結ぶ、という方がノレた。
だから、ラストの「パパ」も、泣けるシーンなんだろうけど泣けなかった。

それにしても、あのプロフェッサーが痴呆っぽくなってしまうとは…。
ストーリーの流れから、死ぬんだろうなと思ってはいたけど、
いざその死を目の当たりにするとこれがまたキツい。
ある黒人家族の世話になり、久々に穏やかな心地を味わい、
ローガン(偽)にその気持ちを吐露した直後だっただけに、ショックでしたわ。

ローラは可愛かった(直球)。
ロ、ロリコンじゃないんだからね!
戦い方が正に小型ウルヴァリンって感じ。
ウルヴァリンのアダマンチウムクローとヒーリングファクターに加え、
そのサイズを生かしたスピードとアクロバティックなアクションは見応えあった。
プロフェッサーに懐いたりローガンの腕をそっと握るシーンや、
「俺が愛する人はみんな死ぬ」「じゃあ私は大丈夫ね」のやり取りは良かったねえ。

ヴィランは、ピアースは曰くありげな義手がクソの役にも立たなかったヘボ、
ライス博士は自慢げに目的を訥訥と語ってサクッと殺されるアホ、
ローガンのコピーとも言うべきX-24はイマイチピンと来なかった。
ターミネータージェニシスの若シュワと老シュワの対決はワクワクしたのに、
こっちは全然ワクワクしなかった
よ…。

映画全体で言うと、R指定にしたことによって血しぶき舞うハードなアクションが実現し、
それによって「絶滅に瀕したミュータントの世界」と、
過去作からの生き残りである「ローガンとプロフェッサーの死出の旅」に、グンと説得力がもたらされた。
ド派手な能力がほぼなかったのも、この作風に合ったのではないかな。

もはやタイムラインがワケワカメで真面目に考えても仕方ないんだけど、
フューチャーパストが1番新しい時間軸とすると、
あそこからこんなミュータントにとって絶望的な未来になるとか悲しすぎるわ。

ローガンは本作で、辛すぎる生から解放された、って事でいいのかな。

ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ 4・5点 - 2017.05.30 Tue

変換 ~ 089

2011年、連邦下院議員だったアンソニー・ウィーナーの人気は凄まじかった。
若くハンサムなルックスに鋭く明快なトークスキル。
長年、ヒラリー・クリントンの右腕を務める才色兼備の妻フーマと並ぶ姿は
まさに「理想のカップル」そのもので、オバマ大統領に続く民主党の若手として注目されていた。
そんなある日、ウィーナーはツイッターに自らの「ブリーフ一枚の下半身写真」を誤って投下してしまう。
何と彼には、女性と性的なメッセージや画像を送り合う〝セクスティング〟という隠された性癖があったのだ!
ハッカーの存在を仄めかすものの時すでに遅し、彼の性スキャンダルは瞬く間に全米に知られ、
泣く泣く議員を辞職するはめに。
しかし二年後、ウィーナーは再起を賭けてニューヨーク市長選に立候補する。
「もう一度、チャンスを与えてほしい」と訴える真摯な姿勢は人々の心を動かし、
アッという間に支持率トップに!と、思った矢先、またしても新たなる疑惑が持ち上がる……
これが人間の性(サガ)なのか?とんでもない戦略とダマし合いに満ちた米国選挙の舞台裏。
笑いと涙と愛と憎悪に包まれた、波乱万丈のリアル人間劇場へようこそ!
(公式より)

ネタバレ有り。

撮影始めた時は、ウィーナーのカムバックストーリーだったはずが、
終わってみればスキャンダラスな喜劇に変わってしまうと言う、
このドキュメンタリーの構造自体がもはやギャグ


各映画祭のドキュメント賞を受賞しまくりの本作。
正直な所、ドキュメンタリー映画としての出来不出来は私にはなんとも言えない
何しろ、昔からドキュメンタリー映画の良さや面白みがイマイチ理解できず、
ガチで面白いと思えたのは「ネクスト・ゴール!」くらいなもので。
…が、これはなんと言うかかなり卑怯。
だって、笑いどころが多すぎるんだもの。
アメリカのメディアは容赦なくお笑いネタにするから、ウィーナーの下半身スキャンダルの扱いもスゴイ。
仮面ノリダーに出てきそうな勃起したパンツの巨大着ぐるみ使うわディルドを堂々と出すわ
こんなん笑わずにいられますかいな。
しかしさすが白人というか…BIG!

ウィーナー自身も、とにかく口が上手いというか弁舌が巧みで、
スキャンダルからの復帰での講演では、あっという間に人の心をつかんでしまい、
確かに魅力的な人物と思わせられてしまう

まあ、あんなアホな性癖を別にすれば実際有能なんだろうねえ。
そうかと思えば、突っつかれるとカッとなって相手とやり合う短気さも持ち合わせていたり、
マスコミ相手に中指おっ立ててそれが報道されると、『私はすべてをぶち壊す無限の才能の持ち主だな…』と、
凹む姿を見せたり、実に人間臭くて面白いキャラクター
なのよね。
徹頭徹尾、自業自得。でも誰かを傷つけてるわけではないし(家族はともかく)、
だからこそ主人公にふさわしく、どこか憎めず、飾らないところに好感持てる。
…いや、有権者には飾ってるんだろうけど。
この本人のキャラとそれをおもちゃにするマスコミの関係が、
とにかく笑えて仕方なかった。

ウィーナーのセクスティングの相手の1人であるシドニーが、
このスキャンダルを利用してポルノ業界でデビューするという中々強かなねーちゃんで、
このあたりも面白い。
ただ、投票日にわざわざウィーナーの事務所を訪れたのは不愉快と言うかウィーナーに同情したな…。

この市長選の2年後、TVで自虐的なギャグを披露するウィーナーの姿に、
タフやなーと感心。
と思ったらさらにその後、新たなセクスティングがスクープされ、
さらにその捜査の過程でヒラリーの私用メール問題が発覚、
ウィーナーがトランプ政権誕生の遠因となったという壮大なオチ

スプリット 3・5点 - 2017.05.14 Sun

変換 ~ 092

級友のバースデーパーティの帰り、車に乗った3人の女子高生。
見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。
目を覚ますとそこは殺風景な密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。
ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、
姿を現す度に異なる人物に変わっていた― なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ!
そして、さらに恐るべき24番目の人格が誕生すると、彼女たちは恐怖のどん底に。
3人 VS <23+1>人格。
果たして、3人は無事に脱出できるのか!?
(公式より)

ネタバレ有り。

”Don't even try guessing the ending”(結末を予想してもムダだよ)―M.ナイト・シャマラン

B・ウィリスが出てきてアンブレイカブルの世界だったなんてオチそら予想できんわ

…まあ、驚いたのは驚いたけど、アンブレイカブル自体はあまりよく覚えてないから、
さして衝撃的なオチではなかったよ…。
へーとかふーんって感じ。
Wikiにあるシャマラン・ユニバース的な続編は、ちょっぴり楽しみな自分がいますが

評価が高かった事もあって、いやでもシャマランだろ?と思いつつも期待して行ったら、
思った以上に地味というかなんか平坦だった。
JKたちはあんまり抵抗しないし、知恵を絞って脱出しようとするシーンもほとんどなく、
そのせいで期待していた多重人格者ケビンの側との駆け引きも全然なかったため、
全体的に緊張感に欠けたのが残念


ジェームズ・マカヴォイの、顔芸を含めた多重人格者の演じ分けは面白く、見所十分
ただ、23人格という設定は必要だったかというと…。
出てくる人格はデニス、パトリシア、ヘドウィグの3人がほとんどで、
クレジットされてたのも私の記憶が正しければ全部で8人という少なさ。
こいつらの掘り下げというか企みをもっと描写してくれた方が面白かったんじゃないかな。
ケイシーの過去描写は良かったから、余計に思ったね。
ちなみに、ロリケイシーは可愛かった
あの子があんなことやこんなことをされたのかと思うと、あのクソ叔父に殺意を覚えるわい。

24人目の人格ビーストも、もっとモンスターっぽいのかと思ったら、
ちょっとマッチョなだけでこれも拍子抜け。
身体能力は高いんだろうけど、人外っぽさはあまりなかったな~。
ロッククライミングの前フリがあったとは言え、初登場時に壁登ってたのは笑った
パトリシアは、「あなただけ見えない」の三上博史を思い出した。

と言うわけで、アンブレイカブル込みならラストはなかなか衝撃的なのかもしれないけど、
この映画単体としては凡庸で、可もなく不可もなくと言った所。

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